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コラム

「できる理由」を見つけたことはありますか?

2017年12月20日|カテゴリ:

何かに取組もうとしたとき、
どうしようもなくなったり、周りからも反対されたり、
「たぶん辞めた方がいいのだろうな・・・」
とわかっていても
それでも「もしかしたら、このやり方ならうまくいくかもしれない」
なんて、できる理由が見つかった経験はありませんか?

以前、東京で「缶詰バー」なるお店を発見しました。
缶詰って、そう、缶の中に食品が入っていて、スーパーとかで
100円ぐらいで売ってる、あの缶詰です。

でも缶詰が置いてあるバーって・・・
と興味がわき、友達と立ち寄ると
店内にはたくさんの缶詰が並べられていました。

カウンター席に座ってメニューを見ると、
缶詰ではない普通の食事メニューもあります。

せっかくそのお店に入って、なんですが
いきなり缶詰を頼む勇気はなかったので(笑)、
まずはサラダと飲み物を頼みながら、
おそらく何百回と聞かれただろう質問をしてみました。
「なんで缶詰の店なのですか?」と。

店長いわく、とある経緯で居抜きの飲食店を
任されることになったそうで、

居抜きなので、お店の設備はそのまま使える好条件であったそうです。
しかし残念なことに、料理がまったくできなかったとのこと。

その時点で、飲食店をするのはどうか・・・と思うのですが、
「料理が出せないなら、缶詰を出せばいい!」
ということで缶詰バーをオープンさせたそうです。

その後、お店のキッチンに立ちながら少しずつ料理を覚えて
缶詰ではない手作りメニューを増やしていったとのこと。
なので、今では普通の食事メニューもあるわけです。

結局、私が頼んだ缶詰は1つだけで(サバカレー缶でした)、
あとは店長の手作りメニューでしたね。
(おいしかったです。ごちそうさまでした。)

もし「飲食店を任される」というチャンスが巡ってきたとき、
料理ができないから、飲食店はできないと辞退するのか?
料理ができないから、まずは缶詰からスタートして、
店をやりながら料理を覚えていくのか?

どちらが正しいというものでもないですし、
後者がうまくいく保証もないです。

しかし後者を選べば「飲食店の店長」という貴重な経験を
得ることができます。

目の前に選択肢が現われたとき、
その中から「できる理由」を見つけ出せる人と、
「できない理由」を見つけ出せる人がいます。

一度きりの人生・・・なんて言ったりしますが、
「できる理由」を探せる人は、人生面白くなるのだろうな
なんて思ったりしますね。

あなたは、「できる理由」を見つけたことはありますか?

文:ウェルウーマン 山本 千香子