「場に意味がない」を変える方法
2019年06月27日|カテゴリ:私らしく働き続ける職場のコミュニケーション
先日、ある会で参加者の一人が言っていました。
「参加するか自分で決めて来ました」
当たり前のことですが、私には、とても新鮮に聞こえました。
この場に居ることは、自分自身の選択です。
つい、
「無理やり誘われて」
「しかたなく…」
「付き合いで…」
と言った言葉で自分がそこに嫌々いる気持ちを自分自身で作ってしまいます。
先日も自分で選択して参加した勉強会でしたが、
「少し違うかも??期待していたことと違う?」
とその場に居る意味を自分自身でなくしてしまっていました。
ある方は、期待とは違う場は時間のムダだから
「さっさと帰る勇気を持とう!」と言っていました。

それも一つだと思います。
先日の私は、せっかく来たのだから、
「この場に居る意味を見つけ出そう」と考えました。
そして、出てくる会話に「Yes」でのっていくことにしました。
「それいいですね」
「そんな風に考えるんですね」
などと会話に参加し始めました。
すると参加者たちと話が盛り上がり、つながりを作ることができました。
正直、期待した知識はあまり得ることが出来ませんでした。
しかし、「人のつながり」という大切なものを手に入れることが出来ました。
「期待と違う」と場に居る意味をなくしたままでいたら、
手に入れることは、出来なかったと思います。
場を選択するのは、自分です。
その場に居る意味を自分自身で作り出すことを忘れないようにしたいです。
文:Welwomen(ウェルウーマン)山梨嘉代子