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vol.3 松下泰子様笑み社会保険労務士法人 / 入社3年目

2018年11月09日

大手企業在職中に将来に備えて取得した社労士資格。16年間のOL生活にピリオドを打ち、仕事を求めて上京。資格を活かし自分の働くチカラを磨き続け、道を切り開いてきた松下さん。私たちにキャリアは、自分で作ることを教えてくれます。

現在のお仕事の内容を教えてください。

社労士としての手続きや労務やトラブルなどの相談業務はもちろん、社内の職員全体の業務管理を担当しています。

1日のスケジュールを教えてください。

朝は、事務所を開錠し、9時から全体で朝礼をします。その日によって違いますが、事業所をご訪問することが多いです。18時が定時で遅くともだいたい8時には業務を終了します。

この仕事のやりがいは何ですか?

人から”ありがとう”と言われたり、人を笑顔にすることができるところです。お客様だけでなく、職員を笑顔にできた時もうれしいですね。

卒業されてから今の仕事に就くまではどんな仕事をしていたのですか?

短大を卒業して、1社目は通信販売の会社で16年勤務しました。
経理を3年、組合専従職員を4年、その後、関係会社へ転籍(1年)、出向(2年)ののち、本部に戻りました。
本部に戻ってから社会保険労務士の資格を取得しました。
合格したとき、人事部門に異動を希望しましたが叶わず、転職を決断しました。

その際、東京にとどまろうと思ったのは?

転職が初めてで、どう動いたらいいかわからずハローワークに相談に行ったところ、その担当の方に”浜松では資格をもっていても社会保険労務士事務所への就職は難しい”と言われ、インターネットの転職サイトで求職活動をしたところ、1件だけ東京の会社で求人が出ていて、20名の応募があったようなのですが、運よく採用されました。
初めての転職ですし、東京ということもあって、仕事も生活も全く一からのスタートとなりました。勉強するつもりで転職しました。

転職をしてみてどんなことを感じましたか?

転職をしてみると、今まで、いかに恵まれた環境で仕事をさせてもらえていたのか、いかに会社に守られていたのか、ということを痛感しました。会社だけでなく、家族や友達にも守られていたのだということも。そして、実際に一人では何もできない人だったのだということがわかったことが一番衝撃でした。
そのため、転職先では一から積み上げて、勉強する気持ちで、学びながら仕事をしました。
特に、コンサルティング会社に勤務していた時は、相手の話をよく聴くことを求められました。私は人の話を聴くのがとても苦手だったので、社内でかなり鍛えられましたね。
この時の経験が今の自分につながっていると思います。

そんな時に松下さんを支えていたものは何ですか?

一人で東京に出て、会社のメンバー以外は知っている人がいないわけです。学生時代の友人はいましたが、もしクビになったら、生活ができないという危機感がありました。
自分で実力をつけて社長に認められたいという想いで業務をしていました。クライアント社長から認められたときは本当にうれしかったです。また、私が尊敬していたクライアント社長からより良いアドバイスをいただけたことも本当にうれしかったです。

松下さんにとって今までを振り返ったとき、大きな決断だったなと思うことはどんなことですか?

30歳の時にこれからどうしようと思い、その後、社会保険労務士の資格を取ったことが大きな転機でした。
そして、そこから東京で就職したことも大きかったです。
もし東京に行っていなかったら、自分で勉強することの必要性や、世間の厳しさ、自分の無知さも知ることや気づくことができなかったと思います。

大変だったあの時の自分にかけてあげたい言葉は?

人生は楽な時ばかりではなく、厳しい時期もあるかもしれないけど、その先には光があるよ、と、そして、自分が決めた道に進んでいるんだから、負けずに自分を信じて進みなさいと言いたいです。

自分のマイルール

東京の会社に転職したのも最終的には自分の意思で決めたことなんです。人のせいにはしない、自分の人生、自分で責任をとるということをマイルールにしています。

これから年を重ねていく若い女性たちへ

人生は一度しかありません。自分がやりたいと思ったら、一歩前に踏み込んでチャレンジしてみてください。チャレンジしてもダメでも必ず周りが助けてくれると思います。どんどん活躍してもらえるようにチャレンジしてもらいたいなと思います。
あとは、常に素直でいることが大切ですね。素直な気持ちを持てない人は成長できませんね。

最後に、今の会社の女性の働きやすいところはどんなとこですか?

所長の考え方が、家庭と仕事をバランスよく働けるように取り組んでいます。
自分以外のメンバーがどんな仕事をしているか、全員が把握できるシステムを導入しています。チームプレーを大切にしているので、自分の意見が言いやすく、協力し合えることが強いんだと思います。
今、育児休業中開けで時短で働いているメンバーもいて、お互いに助けあってやっています。

Welwoman キャリアポイント

 松下さんとインタビューをして、「学び続ける力」がある方だなぁという印象を強く持ちました。高校、大学という教育機関を卒業して社会人になってから、新たに資格を取得する時はもちろん、新しいことにチャレンジするには、新たに学ばなければならないことも多かったはず。そんな大人になってからの学びに軽々と(!?)挑戦できるのは、学ぶことに楽しさを感じているのではないでしょうか。
 40代になると、ある程度のことはできてしまう、そんな経験値を手に入れる一方で、ついつい学ぶ楽しさを忘れてしまいがちです。
 とは言っても、会社から言われてから学ぶ、必要に迫られて学ぶといった強制された学びはしんどいものです。自分で選んだ学びは楽しい!
社会はどんどん変化し、人生も長くなっています。
本来、学びは楽しいもの!Learning is fun!の精神で、学び続けていきませんか?

文:Welwoman キャリアコンサルタント 山本千香子